所蔵貴重本紹介
KBH所蔵貴重本紹介_その15 エミール・ラゲ訳(我が主イエズス・キリストの)新約聖書

1910(明治43)年 鹿児島 公教会刊行 今回は玄関ロビーのケースC上段のラゲ訳新約聖書を紹介する。本書は明治期のカトリックの代表的な和訳聖書である。訳者エミール・ラゲ(Emile Raguet 1854~1929)は […]

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KBH所蔵貴重本紹介_その14 G. P. ピアソン訳「略註旧新約聖書」(通称ピアソン聖書)

日本基督教興文協会、1927(昭和2)年刊行 談話室のガラスケースB 上段の「ピアソン聖書」を紹介する。本書は通称「ピアソン聖書」と呼ばれている。旧約は明治訳、新約は大正訳を用いている。 まず、「略註新約聖書」が1907 […]

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KBH所蔵 貴重本紹介 その13:バルバロ&デル・コル訳旧・新約聖書口語訳

バルバロ&デル・コル訳旧・新約聖書口語訳 1964(昭和43)年ドン・ボスコ社 玄関ロビーの書架の引出Aの貴重本を紹介する。ここに1976年刊行のフェデリコ・バルバロ(Federico Barbaro)&アロイジ […]

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KBH所蔵 貴重本紹介 その12 ケセン語訳新約聖書 マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネによる福音書

医師として開業していた山浦玄嗣氏が、自分のふるさとの言葉で、ふるさとの仲間にイエス・キリストの福音を延べ伝えたいとの夢をかなえた本書は、氏が岩手県南部の気仙地方の言葉(ケセン語)で、訳した4福音書である。 医師として診療 […]

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KBH所蔵 貴重本紹介 その11「新約聖書分冊 馬太傳、…志とぎやうでん」(続)

訳業は宣教師の一人が予め訳した箇所を全員で討論、採決する形で行われました。ある時は半日かかって、ようやく1、2節を決定したことも、まれではなかったようです。 当時、日本人補佐達にギリシア語原文に通じた者はおらず、数種の漢 […]

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KBH所蔵 貴重本紹介 その10 新約聖書の分冊

今回は引き出しBのガラスケースに陳列されている新約聖書の分冊類をご覧いただきます。 これらは和綴じの数冊の書物です。右から「新約聖書またいでん馬太傳」、「こりんと 哥林多前書」、「 るかでん路加傳真仮名全」、「よはね約翰 […]

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KBH所蔵 貴重本紹介 その9「エラスムス校訂ギリシア語ラテン語対訳 新約聖書」

今回は玄関ロビーのケースE陳列の「エラスムス校訂ギリシア語〈ラテン語対訳〉新約聖書(Novum Instrumentum)」を紹介する。 本書はデジデリウス・エラスムス(Desiderius Erasmus, 1466~ […]

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KBH所蔵 貴重本紹介 その8「詩篇・箴言」湯浅 半月

今回は、玄関ロビーのケースGの中段右端に展示されている湯浅 半月(ゆあさ はんげつ)(1858~1943)訳の「詩篇」、「箴言」を紹介する。 湯浅は明治から昭和戦中期にかけて活動した詩人,聖書学者。本名は吉郎(よしお)。 […]

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KBH所蔵 貴重本紹介 その7 大正改訳新約聖書

今回は、展示談話室のケースAの中段に展示されている大正改訳新約聖書を紹介いたします。 明治時代に入って、J.C.ヘボン、S.R.ブラウンらが翻訳委員社中を結成して翻訳した新約聖書は1880(明治13)年に完成しました。そ […]

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