2022年10月9日 / 最終更新日 : 2022年10月9日 管理者 所蔵貴重本紹介 KBH所蔵貴重本紹介_その16 旧約聖書伝 小嶋準治訳 蔵書番号18 1883(明治16)年刊 和装 竜章堂 大阪 ケースC 本書は通俗的聖書物語で、著者の小嶋 準治は高知出身の大阪のカトリック伝道士です。原本はイグナス・シュステルの「聖書史」(1848年刊)の漢訳本から訳し […]
2022年8月9日 / 最終更新日 : 2022年8月9日 管理者 所蔵貴重本紹介 KBH所蔵貴重本紹介_その15 エミール・ラゲ訳(我が主イエズス・キリストの)新約聖書 1910(明治43)年 鹿児島 公教会刊行 今回は玄関ロビーのケースC上段のラゲ訳新約聖書を紹介する。本書は明治期のカトリックの代表的な和訳聖書である。訳者エミール・ラゲ(Emile Raguet 1854~1929)は […]
2022年6月11日 / 最終更新日 : 2022年6月11日 管理者 所蔵貴重本紹介 KBH所蔵貴重本紹介_その14 G. P. ピアソン訳「略註旧新約聖書」(通称ピアソン聖書) 日本基督教興文協会、1927(昭和2)年刊行 談話室のガラスケースB 上段の「ピアソン聖書」を紹介する。本書は通称「ピアソン聖書」と呼ばれている。旧約は明治訳、新約は大正訳を用いている。 まず、「略註新約聖書」が1907 […]
2022年4月10日 / 最終更新日 : 2022年4月10日 管理者 所蔵貴重本紹介 KBH所蔵 貴重本紹介 その13:バルバロ&デル・コル訳旧・新約聖書口語訳 バルバロ&デル・コル訳旧・新約聖書口語訳 1964(昭和43)年ドン・ボスコ社 玄関ロビーの書架の引出Aの貴重本を紹介する。ここに1976年刊行のフェデリコ・バルバロ(Federico Barbaro)&アロイジ […]
2022年2月15日 / 最終更新日 : 2022年6月5日 管理者 所蔵貴重本紹介 KBH所蔵 貴重本紹介 その12 ケセン語訳新約聖書 マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネによる福音書 医師として開業していた山浦玄嗣氏が、自分のふるさとの言葉で、ふるさとの仲間にイエス・キリストの福音を延べ伝えたいとの夢をかなえた本書は、氏が岩手県南部の気仙地方の言葉(ケセン語)で、訳した4福音書である。 医師として診療 […]
2021年12月13日 / 最終更新日 : 2021年12月13日 管理者 所蔵貴重本紹介 KBH所蔵 貴重本紹介 その11「新約聖書分冊 馬太傳、…志とぎやうでん」(続) 訳業は宣教師の一人が予め訳した箇所を全員で討論、採決する形で行われました。ある時は半日かかって、ようやく1、2節を決定したことも、まれではなかったようです。 当時、日本人補佐達にギリシア語原文に通じた者はおらず、数種の漢 […]
2021年11月13日 / 最終更新日 : 2021年11月13日 管理者 所蔵貴重本紹介 KBH所蔵 貴重本紹介 その10 新約聖書の分冊 今回は引き出しBのガラスケースに陳列されている新約聖書の分冊類をご覧いただきます。 これらは和綴じの数冊の書物です。右から「新約聖書またいでん馬太傳」、「こりんと 哥林多前書」、「 るかでん路加傳真仮名全」、「よはね約翰 […]
2021年8月9日 / 最終更新日 : 2024年3月30日 KBH 広報委員会 所蔵貴重本紹介 KBH所蔵 貴重本紹介 その9「エラスムス校訂ギリシア語ラテン語対訳 新約聖書」 今回は玄関ロビーのケースE陳列の「エラスムス校訂ギリシア語〈ラテン語対訳〉新約聖書(Novum Instrumentum)」を紹介する。 本書はデジデリウス・エラスムス(Desiderius Erasmus, 1466~ […]
2021年6月19日 / 最終更新日 : 2021年6月19日 管理者 所蔵貴重本紹介 KBH所蔵 貴重本紹介 その8「詩篇・箴言」湯浅 半月 今回は、玄関ロビーのケースGの中段右端に展示されている湯浅 半月(ゆあさ はんげつ)(1858~1943)訳の「詩篇」、「箴言」を紹介する。 湯浅は明治から昭和戦中期にかけて活動した詩人,聖書学者。本名は吉郎(よしお)。 […]