127【会員教会を訪ねて】51 神戸キリスト栄光教会

51 宗教法人日本オープンバイブル
神戸キリスト栄光教会

〒653-0845 兵庫県神戸市長田区戸崎通3-9-12

web site : https://kcgc.jp/

主の聖名を賛美します。
この度神戸バイブル・ハウスの機関誌に投稿できますことを嬉しく思います。

神戸キリスト栄光教会の前身は「大橋聖書教会」と言います。1961年ごろ長田区大正筋の路地裏にありました小さなダンスホールをアメリカからの宣教師たちが買い取り、教会伝道開拓がスタートしました。喧嘩の絶えない繁華街の路地裏に教会堂が誕生しました。信仰の系譜は聖霊派(ペンテコステ)の流れの中にありました。会堂の規模は10坪ほどの広さでした。現主管牧師の菅原亘が開拓伝道スタートの頃に導かれ洗礼者第一号でもありました。実弟もそれに続きました。教会は日本人信徒よりも数名の宣教師家族の方が多かったことでした。菅原亘牧師は3代目の牧師として1976年32歳で献身が始まり現在に至っています。

会堂建設2度目の教会が1995年1月17日の阪神淡路大震災に見舞われ会堂は大きく破損しましたが倒壊と大火からの類焼を免れ、近辺の被災者救援センターとして用いられました。世界中から国内から大勢のボランティアが支援に来られ100日間にわたって毎日炊き出しでの給食活動でも奉仕がなされました。被災した会堂は神戸市再開発区域にあったので再開発ビルに残るのか移転するのかに判断を迫られましたが、移転を選び被災から5年後の2000年に今の場所に新会堂を建設しました。今の会堂は須磨区との区境にあり板宿の近くでもあります。大きな試練を経験しましたが、主なる神様が生きて働いて恵みを下さったことを如実に体験しました。教会も震災当時から比べると会堂広さも信徒の出席者数も3倍ほどの規模になっています。

震災2年後には三田市での開拓が始まり、兼牧しながらでしたが、今では10年前から担任牧師夫妻も与えられ現在も伝道牧会がなされています。名称は「三田ホーリーチャペル」です。更に明石市には「大久保ホーリーチャペル」、三木市には「三木ホーリーチャペル」が開拓教会としてスタートしました。現在は菅原亘牧師が芦屋市内で伝道が始まり6年目に入っています。会場は時間借りの会場で土曜日午後の時間で礼拝が持たれています。牧会指導者たちは11名です。神学生もいます。67年前に路地裏の10坪ほどの小さな群れがここまで継続出来ていることは主の恵みそのものであります。次世代の指導者も与えられています。菅原亘主管牧師は80歳になりました。指導者の継承もスムーズに行くことだと思います。

教会では社会の接点として毎週木曜日夕方から「子供食堂・マナ」があります。毎回50~70食が配給されています。「賛美チーム」「手話教室」「フラダンスチーム」「タンバリンダンスチーム」「HIPHOPチーム」「ハングル会話教室」「英会話教室」様々な形で主を称え賛美しております。信徒の皆様も楽しく生き生きと喜んで主に仕えています。

全ての栄光をイエス様にお返しします。有難う御座いました。
シャローム!