120 【巻頭言】「フッと、聖書を読みたくなったら、神戸・バイブル・ハウスへどうぞ!」有木 義岳 師

クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス 理事
「心に光を」ラジオ牧師 有木 義岳 師

聖書のことばには、人を生かす力がある。クリスチャンは毎日の生活のなかで聖書のことばを信じて、慰めや力を得ています。

ラジオで福音を伝える番組「心に光を」(ラジオ関西 月~金 朝5時5分~10分)で、わたしが担当しているのは毎週火曜日放送の対談番組です。これは直接クリスチャンに面会して、その信仰体験をお聞きします。対談番組は抵抗なく心に響を打ちます。それは理論でも学説でもなく実話ですから。

結婚で知人もない異国の日本に来て、ことばも不自由な町に住むことになった婦人の収録がありました。頼りになるのは子どもの時から信じているイエスさまです。日本に来てから今日までの生活を振り返り、彼女はイザヤ書41章40節を読み始めました。
「恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。たじろぐな、わたしはあなたの神。勢いを与えてあなたを助け、わたしの救いの右の手であなたを支える」。朗読中に、言葉に詰まり、涙があふれ…収録中断…

この聖句を、いい教えだと賛同、共感、心に留めるという読み方に留まるかたは多い。それに比べて、彼女は聖書のことばを生きると言う読み方をしておられます。知性で、頭で理解する聖書の読み方も大いに必要です。しかし、生活の中で、聖書のことばから力と慰めをいただき、光をいただく〈聖書の力で生きる〉のは、さらにすばらしい!

あなたも、お知り合いに「フッと、聖書を読みたくなったら、神戸・バイブル・ハウスへ」とお勧めになってみませんか。