119【編集後記】鎌野 直人師

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7月にタイに行ってきました。宣教師の働きの現場を見、キリスト者の方々と交わりをもつためです。

タイ北東部には少数民族の村が多数あります。彼らは村では自分たちのことばで話しています。しかし、初等学校での教育はタイ語で行われているために、タイ語が必須となります。少数民族の人々は、母語以外のことばを学ぶ必要があるために、教育において様々な不便を強いられることもあるようです。

母語が文字になっていない民族もあります。タイ語でなら読み書きができますが、母語では読み書きはできません。一方で、母語が文字となり、識字教育を受けて、母語で読み書きできる民族もいます。さらに、母語に翻訳された聖書を持つ民族もいます。彼らは昔から馴染んでいることばで聖書のことばを聞き、読むことができるのです。

母語で聖書のことばを聞き、それを読むことができる。これは素晴らしい特権です。そして、あらゆる人にこの特権が与えられるようにと今も働いている人々がいるのです。

クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス理事
関西聖書神学校 校長
鎌野 直人師