22 摂津三田教会 (96)

〒669-1532兵庫県三田市屋敷町7-25
TEL 079-563-0477

ホームページ:日本キリスト教団 摂津三田教会 (sandachurch.or.jp)

摂津三田教会聖堂内摂津三田教会は2019年7月27日で創立144年を迎えました。
1874年4月19日、摂津第一基督公会(現在の神戸教会)が設立され、続いて5月には摂津第二基督公会(現在の大阪教会)が設立され、これに続くかたちで摂津第三基督公会として摂津三田教会は誕生しました。

三田は旧城下町ですが、決して都市部ではない山間の地に、神戸や大阪に次いで教会が設けられたということには、旧三田藩最後の藩主・九鬼隆義の影響が非常に大きかったと言えます。

三田藩とキリスト教の関係は1872年夏に始まります。もともと西洋文化に関心の高かった九鬼隆摂津三田教会の外観画像義は、有馬に避暑に来ていたデーヴィス宣教師を訪ねて、毎日のようにデーヴィスからキリスト教や聖書、また西洋の科学、風習などについて学んだとのことです。

デーヴィスの他、ギューリック、ダッドレー、タルカットといった宣教師たちの熱心な活動が実を結び、やがて1875年7月27日、旧三田藩九鬼家大広間にて、摂津第三公会が設立されます。さらに1877年9月7日に教会堂が建築され、献堂式が執り行われました。場所は三田本町上、この日の演説者はデーヴィス、澤山保羅、グリーンの3名、司会者は同志社の創立者・新島 襄でした。

このような古い歴史を持つ教会ですが、農業と商業中心の三田の地から多くの人々が、特に開港で発展が見込まれていた神戸へと離れていきました。このため教会は設立時の教勢を維持し続けることができず、幾度かの変動を繰返しながら現在に至ります。

また、現会堂は4代目となりますが、これは1995年に三田市による都市計画事業のために三田市屋敷町に移転したもので、阪神・淡路大震災後の7月に完成しました。

摂津三田教会の外観画像順番が前後しますが、1957年には「宣教」と「地域社会への奉仕」のため三田の地では初めての保育園を教会附属として開設し、現在に至っています。定員60名の認可保育園です。三田市の旧市街地にあり、自然豊かな場所に立地しています。キリスト教保育に基づいて、自由、自律(立)性、一人ひとりのありのままを大切にした保育を行っています。毎週金曜日には0~5歳までの園児が一堂に会して共に礼拝を守っています。
教会・附属保育園共々に、サマリア会(高齢者支援活動および勉強会)やチャペルコンサートなどの勉強会や集会、活動を通して、地域に根差した宣教の業に仕えていきたいと願っています。

◆集会のご案内
教会学校毎週日曜日 9:15~
主日礼拝毎週日曜日 10:30~
聖書研究・祈祷会毎週水曜日 19:00~
婦人会例会第2土曜日 13:30~