18 日本基督教団東灘教会 (92)
〒658-0026 神戸市東灘区魚崎西町4-11-5 TEL 078-841-2146
1952年8月岡本教会を辞任した田島敏夫牧師が数名の信徒と共に魚崎の地に開拓伝道を始めたのが東灘教会の成り立ちです。
当初、毎日曜日午前8時30分から魚崎小学校横で青空日曜学校、午前10時より東灘区本山町森の牧師宅(間借り)2階座敷で礼拝を守りました。
1952年11月10日付けで伝道所として認可され現在の地に約130坪の土地を購入し、1953年2月には仮会堂が完成し、牧師は転宅。附属幼稚園「愛児の園」(無認可)を設立。付帯施設「愛児の園」幼稚園は、教会が伝道所から第2種教会となった1956年2月に公益事業として認可され1982年廃園まで26年間にわたって附属幼稚園として地域に奉仕しました。
1955年3月新会堂、牧師館建築のための募金を開始し、9月には牧師館竣工、12月には新会堂の献堂式を執行しました。
その後、佐藤興紀牧師(1970~1982)、亀田正己牧師(1983~1986)、外谷悦夫牧師(1986~1993)、小暮光司牧師(1993~2001)、清水朝子牧師(2001~2005)、長坂ゆかり牧師(2005~2012)、南豊牧師(2012~現在)と共に宣教の業に励んで参りました。
様々な試練に見舞われながらも神様の導きによって今日に至っています。
中でも1995年1月に発生した阪神淡路大震災により多くの信徒が被災し、また会堂が全壊し途方に暮れました。定年前の最後の働きをと就任した小暮光司牧師にとっても神様から与えられた大きな試練でありました。
しかし、多くの方がたのお祈りとお支えにより1996年12月に新しい会堂が再建され、翌年4月6日献堂式を執り行うことが出来ました。
献堂式の小暮牧師の挨拶「主の日ごとに守られる礼拝において、新しく悔い改め、新しく生まれ変わって、人々と共にこの時代の重荷を担い宣教の使命を果たしていくことの出来る教会になりたいと願っております」にあるように、これからも小さな群れではありますが地域に開かれた教会として歩み続けたいと願っています。