13 日本キリスト教団 神戸栄光教会 (87)

〒650-0011 神戸市中央区下山手通4-16-1
TEL 078-331-2286 FAX 078-333-9484

神戸栄光教会は、1886年アメリカの南メソジスト教会から派遣された宣教師で、関西学院、聖和大学、啓明学院、広島女学院等を創立したW.R.ランバス師によって創設されました。メソジスト教会は、イギリスでジョン・ウェスレーにより始められたプロテスタントの教会の一つで、アメリカ始め世界中で活動しています。神戸栄光教会もその流れを汲む教会ですが、1941年に合同した日本基督教団の一員となり、現在も多くの教会と共に日本キリスト教団の教会として活動を続けています。

教会ができた当初は旧居留地47番地、大丸の東向かいに建てられましたが、教会員の増加と共に場所を移し、1923年に現在の地に、多くの方々に赤レンガの教会として親しまれた会堂を建てました。しかし、1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災で全壊しました。この震災により、たくさんの大切な命を失いました。痛み、悲しみ、憤り、喪失感、そして残された者たちが負わなければならない再生への焦燥感が私たちを襲いました。そのような感情と現実に生きる中で、私たちはとにかくテントの礼拝堂で毎週の礼拝をささげ続けました。そして、聖書のみ言葉を聴き続けました。そこに私たちを新たに生かす真実があると信じたからです。

疲れた者、重荷を負う者は、共に主イエスの軛を負い、共に主イエスに学ぶことで安らぎを得る。

たくさんの方々がこのことにすべてを賭けて、2004年10月に新しい赤レンガの会堂が再建されました。私たちの荷を共に負ってくださる主イエス・キリストを通して私たちに与えられた慰めと平安、希望の象徴です。震災は、かつて私たちの日々の生活も、主によって与えられるこの慰めと希望に向けて整えられていたことを、私たちに改めて気づかせてくれました。

聖書のみ言葉を聴くことを通して与えられる慰めと平安、希望を携えて、あなたと一緒に礼拝堂の扉を開けて日常へと一歩を踏み出したい。そのために、開かれた扉からあなたと一緒に一歩を踏み入れたい。神戸栄光教会はそのためにこの地に立っています。敷地はフラット(平ら)です。心から歓迎します。