
●創立20周年の節目にさらなる躍進を!
(みことば)「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい。」(ルカ5:4)
クリスチャンセンター 神戸バイブル・ハウス 副理事長 大嶋 博道
◆創立20周年記念式典を開催するまでの経緯
コロナ禍が続く中、私たち神戸バイブル・ハウスの関係者は開催の時期、会場、式典や祝賀などのプログラム内容などについて何度も委員会を開いて協議を重ねてきた。
最終的には、春爛漫の4月15日(土)、会場は日本キリスト教団神戸栄光教会、メインスピーカーは前田万葉枢機卿、賛美ゲストに男声合唱団「関西学院グリークラブ」が決定。
式典後の挨拶と感謝、サンドイッチによる愛餐、そして陣内大蔵記念コンサートなどが次々に計画された。約1年間、20周年式典委員会、記念誌発行委員会、財政委員会などが事務局と連携して用意周到の準備を重ね、当日を迎えた。
◆創立20周年を契機に、さらに深みに漕ぎ出そう!
創立20周年記念式典は、雨の中であったが、180名を上回る出席者が与えられた。枢機卿のメッセージの中で語られた「シノダリティ(共に歩む)」は、今後の日本の教派を超えた宣教協力のキーワードと確信する。8名の男声合唱団グリークラブの礼拝堂に響き渡る歌声、特に黒人霊歌には深い感動を覚えた。日本聖書協会理事長の石田学氏や神戸YMCA総主事の井上真二氏の祝賀の挨拶、そして、愛餐後の陣内大蔵氏によるコンサートに聴き入った。本当に至福のひとときであった。
日本で唯一の「常設聖書展示館」の神戸バイブル・ハウスは、創立20周年を期してさらに飛躍しなければならない。20周年記念誌の表紙の“MissionForward! 進化・展開”のタイトルのように、さらに深みに漕ぎ出して行きたい。この12月には創立20周年のイベントのフィナーレを飾る“神戸のクリスマス”が計画され、準備が着々と進められている。まさに「我らは主にあって一つ」の証しである。