7月3日(金)前日の雨が嘘のように晴れ渡った朝8時に、20名を乗せたバスは神戸三宮を出発した。明石海峡大橋、淡路鳴門自動車道を経て、最初の訪問地、カトリック徳島教会を訪れた。長崎26聖人殉教者聖パウロ三木を守護の聖人とした教会で1902年パリミッションのダリトン神父が1軒の家を借りて2年間留まり宣教したことから始まった教会。最初の聖堂は現在の地に1906年献堂された。4月に赴任した現在の主任神父は、あいにく、ローマに出かけておられ不在であったが、信徒の方が、歴史等丁寧に説明してくださり、感謝であった。後に訪れる板東俘虜収容所とも関連があることを知った。

次に訪れた教会は日本聖公会徳島インマヌエル教会で、1880年9月に英国の宣教師H.エピングトンが「神共にいます(インマヌエル)」の念をもって宣教を開始したことに由来する歴史ある教会であった。かつては、一階が幼稚園であったこともあり、礼拝堂は2階で、門扉のところには、かわいいこびとの像があった。幼稚園が併設されていたこともあり、安全面から、教会堂の玄関は、民家の玄関のように狭かった。突然の訪問にも拘らず、芳我牧師が丁寧に対応してくださったことが有難かった。

昼食は徳島グランヴィリオホテルで「鱧懐石」のハズであったが、小さな湯引きの鱧が2切れだけで、皆の文句が届いたのか、比較的ましな大きさの鱧のてんぷらが2切れ追加で出て来て、一応満足した。

帰路に就く前に、もう一つの目的地板東俘虜収容所の後に立つ徳島ドイツ館と賀川豊彦記念館を訪れ、第九が日本で最初に演奏された経緯や賀川豊彦の業績などについての説明を聞いた。丸一日、駆け足の旅ではあったが、参加者一同満足したのではないかと思う。