投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2016-12-25 10:26:17 (214 ヒット)
広報委員長 赤川 祥夫師KBH(クリスチャンセンター 神戸バイブル・ハウス)が設立された頃、現在地を(株)サンビルダーの杣浩二氏からお貸し頂けることになり、聖書展示について学ぶために、銀座の日本聖書協会の聖書図書館を見学したことがあった。

会議やセミナー会場も必要で、時には懇談の場にもなるようにと苦心しつつも、聖書展示が肝心要であるという意識は保ち続けようと努めた覚えがある。

任意団体として現在まで続いてきたKBHだが、「友の会」やイベントなどの収入がなくては維持もできないことであって、各理事や委員会が努力をして下さって、何とか継続できていることは奇跡のようでもある。

ところで、このたび展示委員会(有木義岳委員長)が、展示されている各国語訳・和訳の「聖書=BIBLE」を来館者に案内・解説できる「聖書学術員養成講座」開講を計画している。2017年3〜11月に毎月第2、または第3土曜日に講座を開設される。

「聖書セミナー」と並んでKBHのいわば本業である聖書展示が、しっかりとその務めを果たすことは、開設以来筆者自身の密かな、しかも熱い願いであった。

ぜひ、志ある方が多数受講されることを、心より願っている。

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2016-11-07 00:46:28 (381 ヒット)
菅根信彦牧師日本基督教団神戸教会は1874年(明治7年)4月19日、第1次会堂である元町講義所において、「アメリカン・ボード(American Board of Commission for Foreign Missions)」(米国外国伝道委員会)から派遣された宣教師D.C.グリーン(Daniel Crosby Greene)より洗礼を授けられた11名の信徒によって「摂津第一公会」として設立します。
西日本では最初のプロテスタント教会として誕生します。

グリーン宣教師は、後に来日を果たした、デーヴィス(Jerome Dean Davis)、ベリー(John Cutting Berry)、アトキンソン(John Laidlaw Atkinson)、ダットレー(Julia Elizabeth Dudley)、タルカット(Eliz Talcott)などの宣教師たちと共に「神戸ステーション」を形成し、伝道・教育・医療・聖書翻訳・讃美歌編集など多岐にわたり宣教の翼を広げていきます。

「私塾女学校の設立」(神戸女学院の前身)「七一雑報の発行」「神戸女子神学校の開校」「赤心社の北海道開拓事業の推進」「神戸基督教徒青年会の設立」「頌栄保母伝習所・頌栄幼稚園の開設」「神戸孤児院(現神戸真生塾)の事業推進」など、新しい宣教活動の展開を続けていきます。

さらに、『神戸基督教会歴史大要』によれば、広く西日本を伝道圏内と考え多くの地域に青年たちを派遣して伝道と教会設立に尽力したことが記されています。

さらに、世界各地に福音を携えていった宣教師同様に、その任務として聖書の翻訳事業にも携わっていきます。聖書和訳の試みは1871年(明治4年)のゴーブルによる俗語体に「摩太福音書」の出版をはじめ、1872年(明治5年)横浜宣教師会議において、新約聖書の翻訳事業の開始が決定されます。

各教派から委員を選出し、グリーン宣教師、国学の素養をもつ初代神戸教会の牧師となる松山高吉もそのメンバーに加わっていきます。1879年(明治12年)全巻を完了し翻訳委員会社中として出版されていきます。

格調高い文体であったと言われています。また、讃美歌集については、1874年(明治7年)4月、摂津第一公会の創立時に用いられた前田泰一編ものが最初の邦訳讃美歌と言われています。縦13㎝、横9.5㎝、和紙6頁に8篇の歌詞が木版で印刷されたものでした。

今では当たり前のように手元にある聖書と讃美歌、そして、いつでも手に取り読むことができる聖書、さらに、歌うことができる讃美歌も、実は多くの信仰の先達の働きによって歴史の中で受け継がれ、翻訳・歌集作業を経て今があるのです。

現在も日本聖書協会では新翻訳事業が進められています。このような、弛まぬ取り組みが、福音を伝え、キリスト教文化の形成のための地道な働きとなっています。

菅根 信彦 師
クリスチャンセンター 神戸バイブル・ハウス 理事
(日本基督教団 神戸教会牧師)

 

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2016-11-06 23:43:16 (259 ヒット)
広報委員長  赤川祥夫 牧師日本聖書協会は新聖書翻訳事業を進めておられる。朗読して美しく響くことを心がけていると聞く。それはとても望ましいことで、期待も高まる。

礼拝やミサなどで美しいみ言葉を聞いて馴染み、たくさん朗読することによって聖書が覚えられ、その解き明かしも豊かなものとなっていくなら、すばらしいことだと思う。

 ただ、誤魔化しや妥協、阿りができるだけ少ないことが望ましい、とも思う。そういう箇所がいくつもあるようであれば、朗読するたびに魂が傷ついて哀しむのではないか、と危惧もする。

1例を挙げると「ツァラアト」をどう訳すのかはこのたびの新聖書翻訳事業の試金石となるだろう。

ハンセン病の元患者さんたちを苦しめてきた歴史を省み、また現代ではアトピー性皮膚炎で苦しんでいる方々に寄り添おうとするなら、宗教上の穢れとしての「ツァラアト」と皮膚疾患とが混同されるような翻訳をしてはいけないと思う。

その面でも、今回ご苦労なさっている先生方に大いなる期待と祈りを持って、新しい聖書を手に取る日を待っている。

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2016-08-12 18:56:49 (313 ヒット)
広報委員長 赤川祥夫氏今年は「ルターの宗教改革500年」と言うことで、記念の催しを計画されているところもあるようだ。

ただ、現在のキリスト教が抱える諸課題にどう取り組み、どう自らを改革して行くのか、ということを考えるためであってほしいと願っている。

むしろ筆者は、新たな「宗教改革」が始まろうとしている、と感じている。それは律法主義と、また一方では、「自由主義=国家権力迎合主義」という逆風に抗して進むと思われる。

中世から近代に変わるときに産業改革が起き、同時に宗教改革も起きたことを思えば、現代資本主義の終わりに新たな社会が始まるのに合わせて、新たな「宗教改革」も起きるのだろう。

その時は、主が人間を救おうとされるみ業の完成が近づくときでもある。ヨハネ黙示録が「神が人と共に住み、人は神の民となる。」と言っているような事が起きる。
だとすれば、それは同時に、仏教もイスラム教も、ユダヤ教もキリスト教も、その宗教としての役割を終える時ともなるのだろう。

本田哲郎神父は、「キリスト教を卒業して福音に生きよう。」と呼びかけておられる。筆者も周囲にそのように訴えかけ始めている。

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2016-08-12 18:44:13 (352 ヒット)
KBH理事 大嶋 博道 氏「アブラムは、主の言葉に従って旅立った。ロトも共に行った。」(創世記12:4)
なぜ、お荷物のロトを伴ったのか?

ご存じのように、創世記12章から「アブラハム物語」が始まる。彼は神の命令で、家族を伴い、神が示す地に向かって旅立った。ヘブライの著者は「・・・行き先も知らずに出発したのである」と、これが彼の信仰による冒険の旅であったことを説明している。

注目すべきことは、創世記の著者が、わざわざ「ロトも共に行った」と強調していることである。なぜ、アブラハムは甥のロトを連れて行ったのか? 実は、アブラハムにとって甥のロトは大変な「お荷物」であった。言い換えれば、ロトは決して役に立たない邪魔な存在、迷惑な存在、負担になる存在だった。(創世記13~14章及び19章参照)

その彼を連れて行った理由の一つは、幼少の時に父親を亡くした甥のロトが不憫だったからかも知れない。しかし、もう一つの理由がある。それは、創世記12:1~4でアブラハムに語られた祝福の約束は、甥のロトを切り捨ててではなく、「ロトを伴うことによって、ロトと共に歩むことによって」実現することを確信していたからであろう。逆に言えば、お荷物のロトを削除して神の祝福は決して成就しなかったのである。

自分の中の“異物"を受け入れることによって
一般的には異物とは、体内に入ってきて、または体内に発生して、周囲の体組織になじまないものを言い、転じて、普通とは違ったもの、違和感を与える奇異なものを意味する。

人間は自分と価値観や考え方が異なると遠ざかり、似ておれば近づき、群れをなす傾向がある。特に、政治や宗教の対立などにそれが顕著に表れている。身近なところでは、家庭においても、地域においても、職場においても見られる。お互いに違いを指摘し合い、争いのタネにし、排除したり、裁き合ったりする。

私はキリスト教のアガペー(神の犠牲愛)は、違いを認め、受け入れ、理解し合い、共にあることによって初めて成り立つものであると確信する。そうでなければ、罪人の人間は決して救われなかったであろう。私たちの日々の家庭生活、社会生活、また信仰生活には「ロトなるもの」が不可欠なのである。むしろ、「ロト」がいなければ、神の豊かな祝福は実現しない。聖書の「ロトも共に行った」ーここに真の福音があると思う。

大嶋 博道 師
クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス 理事
(日本フリーメソジスト教団神戸ひよどり台教会牧師 神戸宣教協力会代表)

 

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