投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2016-12-25 12:00:39 (331 ヒット)
●〔 KBH友の会企画巡礼旅行 〕特別寄稿
平戸・生月・黒島巡礼の旅
堀江 節子さん (日本基督教団芦屋浜教会)

平戸 田平教会昨年の五島列島巡礼の旅に引き続き、今年は10月18日から20日まで平戸・生月・黒島の教会群を巡礼いたしました。
訪問したのは田平教会、平戸ザビエル記念教会、上神崎教会、山田教会、紐差教会、宝亀教会、俵町教会、黒島教会と関連施設でした。

総勢36名は博多から二台のバスに分乗し、最初に訪れたのは古い煉瓦造りの天主堂にマッチしたイタリー製とドイツ製のステンドグラスが美しい田平教会でした。そこで第1日目の御ミサが持たれました。

出身地の五島列島のみならず、平戸・生島・佐世保地域でも司祭として奉職された前田大司教様を慕う信徒の方々が各地で待っていてくださって、心のこもったおもてなしを頂き、共に御ミサに与ることが出来たことは感謝でした。

今回は日本基督教団の教会のメンバー5名と、この巡礼の旅に参加させていただきました。
殆どの参加者がカトリック信者の中にあって、プロテスタントの私達はカトリックの御ミサの手順がわからず、少々戸惑いましたが、礼拝堂では長い殉教の後に明治に入ってこれらの教会建設に携わった長崎の教会の信徒たちと、十字架上のイエス様のご受難に思いを馳せ、心静かに祈りを捧げました。

最後の一日は早朝、弓張岳展望台から九十九島を展望した後、佐世保の相浦港からフェリーで対岸の黒島に渡り、重要文化財に指定されている黒島天主堂で最後の御ミサに与りました。

黒島天主堂はフランス人のマルマン神父の設計、指導により、信徒の献金と労働奉仕で明治35年黒島教会外観に完成した煉瓦造りでロマネスク様式の立派な天主堂です。

黒島には江戸時代に長崎外海地方から移住したキリシタン達が住みつき、現在も島民の8割がカトリック信徒という島で、今もカトリックの信仰が生活の中心となっています。

改めて、日ごろの生ぬるい信仰生活を省みて、思いを新たにいたしました。
お天気にも恵まれ、KBHのスタッフの皆様のお世話と旅行社の谷口さんの素晴らしい手配で三日間、地元の新鮮な食材を使ったおいしい食事も頂き、楽しく気持ちのよい巡礼の旅を終えることができて、心より感謝申し上げます。

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2016-12-25 10:52:42 (327 ヒット)
吉田 隆 牧師皆様、はじめまして。2014年の春に、長年住み慣れた東北は仙台の地から、西宮(甲子園)へと移ってまいりました。右も左もわからぬままに前任の先生がなさっていた仕事を引き継ぐことになりましたが、その一つが神戸バイブル・ハウス理事の仕事でした。

ところが、あれよあれよという間に、今度は「セミナー委員会」の重責まで引き受けることとなりました。まことに貧しい器ではありますが、これまですばらしい働きをしてくださった岩村義雄先生はじめ関係者の皆様の熱い思いに応えるべく、良いセミナーを継続させることができますよう精一杯奉仕をしたいと願っております。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

さて、来年2017年は「宗教改革500年」ということで、国内外で広く(カトリック教会も含めた)記念の行事や出版などがなされるようです。

私どもの「聖書セミナー」もまたそれを記念して、年明け早々“ルターと聖書”についてのセミナーを企画しました。

さらに、来年秋に刊行予定の新日本聖書刊行会訳の『聖書新改訳2017』や2018年に刊行予定の日本聖書協会による『標準訳聖書』(仮称)など、次々と誕生する新しい翻訳聖書について学ぶ機会も予定しています。
考えるだけでワクワクするような年になりそうです。

皆様の新しい年の歩みが、私たちの「道の光」(詩119:105)である御言葉に導かれる豊かな歩みとなりますように、心からお祈り申し上げます。

吉田 隆 牧師
クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス理事
(日本キリスト改革派甲子園教会牧師 / 神戸改革派神学校校長)

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2016-12-25 10:26:17 (267 ヒット)
広報委員長 赤川 祥夫師KBH(クリスチャンセンター 神戸バイブル・ハウス)が設立された頃、現在地を(株)サンビルダーの杣浩二氏からお貸し頂けることになり、聖書展示について学ぶために、銀座の日本聖書協会の聖書図書館を見学したことがあった。

会議やセミナー会場も必要で、時には懇談の場にもなるようにと苦心しつつも、聖書展示が肝心要であるという意識は保ち続けようと努めた覚えがある。

任意団体として現在まで続いてきたKBHだが、「友の会」やイベントなどの収入がなくては維持もできないことであって、各理事や委員会が努力をして下さって、何とか継続できていることは奇跡のようでもある。

ところで、このたび展示委員会(有木義岳委員長)が、展示されている各国語訳・和訳の「聖書=BIBLE」を来館者に案内・解説できる「聖書学術員養成講座」開講を計画している。2017年3〜11月に毎月第2、または第3土曜日に講座を開設される。

「聖書セミナー」と並んでKBHのいわば本業である聖書展示が、しっかりとその務めを果たすことは、開設以来筆者自身の密かな、しかも熱い願いであった。

ぜひ、志ある方が多数受講されることを、心より願っている。

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2016-11-07 00:46:28 (443 ヒット)
菅根信彦牧師日本基督教団神戸教会は1874年(明治7年)4月19日、第1次会堂である元町講義所において、「アメリカン・ボード(American Board of Commission for Foreign Missions)」(米国外国伝道委員会)から派遣された宣教師D.C.グリーン(Daniel Crosby Greene)より洗礼を授けられた11名の信徒によって「摂津第一公会」として設立します。
西日本では最初のプロテスタント教会として誕生します。

グリーン宣教師は、後に来日を果たした、デーヴィス(Jerome Dean Davis)、ベリー(John Cutting Berry)、アトキンソン(John Laidlaw Atkinson)、ダットレー(Julia Elizabeth Dudley)、タルカット(Eliz Talcott)などの宣教師たちと共に「神戸ステーション」を形成し、伝道・教育・医療・聖書翻訳・讃美歌編集など多岐にわたり宣教の翼を広げていきます。

「私塾女学校の設立」(神戸女学院の前身)「七一雑報の発行」「神戸女子神学校の開校」「赤心社の北海道開拓事業の推進」「神戸基督教徒青年会の設立」「頌栄保母伝習所・頌栄幼稚園の開設」「神戸孤児院(現神戸真生塾)の事業推進」など、新しい宣教活動の展開を続けていきます。

さらに、『神戸基督教会歴史大要』によれば、広く西日本を伝道圏内と考え多くの地域に青年たちを派遣して伝道と教会設立に尽力したことが記されています。

さらに、世界各地に福音を携えていった宣教師同様に、その任務として聖書の翻訳事業にも携わっていきます。聖書和訳の試みは1871年(明治4年)のゴーブルによる俗語体に「摩太福音書」の出版をはじめ、1872年(明治5年)横浜宣教師会議において、新約聖書の翻訳事業の開始が決定されます。

各教派から委員を選出し、グリーン宣教師、国学の素養をもつ初代神戸教会の牧師となる松山高吉もそのメンバーに加わっていきます。1879年(明治12年)全巻を完了し翻訳委員会社中として出版されていきます。

格調高い文体であったと言われています。また、讃美歌集については、1874年(明治7年)4月、摂津第一公会の創立時に用いられた前田泰一編ものが最初の邦訳讃美歌と言われています。縦13㎝、横9.5㎝、和紙6頁に8篇の歌詞が木版で印刷されたものでした。

今では当たり前のように手元にある聖書と讃美歌、そして、いつでも手に取り読むことができる聖書、さらに、歌うことができる讃美歌も、実は多くの信仰の先達の働きによって歴史の中で受け継がれ、翻訳・歌集作業を経て今があるのです。

現在も日本聖書協会では新翻訳事業が進められています。このような、弛まぬ取り組みが、福音を伝え、キリスト教文化の形成のための地道な働きとなっています。

菅根 信彦 師
クリスチャンセンター 神戸バイブル・ハウス 理事
(日本基督教団 神戸教会牧師)

 

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2016-11-06 23:43:16 (314 ヒット)
広報委員長  赤川祥夫 牧師日本聖書協会は新聖書翻訳事業を進めておられる。朗読して美しく響くことを心がけていると聞く。それはとても望ましいことで、期待も高まる。

礼拝やミサなどで美しいみ言葉を聞いて馴染み、たくさん朗読することによって聖書が覚えられ、その解き明かしも豊かなものとなっていくなら、すばらしいことだと思う。

 ただ、誤魔化しや妥協、阿りができるだけ少ないことが望ましい、とも思う。そういう箇所がいくつもあるようであれば、朗読するたびに魂が傷ついて哀しむのではないか、と危惧もする。

1例を挙げると「ツァラアト」をどう訳すのかはこのたびの新聖書翻訳事業の試金石となるだろう。

ハンセン病の元患者さんたちを苦しめてきた歴史を省み、また現代ではアトピー性皮膚炎で苦しんでいる方々に寄り添おうとするなら、宗教上の穢れとしての「ツァラアト」と皮膚疾患とが混同されるような翻訳をしてはいけないと思う。

その面でも、今回ご苦労なさっている先生方に大いなる期待と祈りを持って、新しい聖書を手に取る日を待っている。

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