No.89 “信仰と歴史”遺産の共有 鍋島 猛 師

投稿日時 2018-08-12 07:30:24 | カテゴリ: 巻頭言

鍋島  猛 師“信仰と歴史”遺産の共有

「わたしは、あなたの住んでいる所を知っている。そこにはサタンの王座がある。しかし、あなたはわたしの名をしっかり守って、わたしの忠実な証人アンティパスが、サタンの住むあなたがたの所で殺された時でさえ、わたしに対する信仰を棄てなかった。」(ヨハネの黙示録2:13)

今年6月30日、バーレンで開催された第42回世界遺産委員会に於いて、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産として登録されることが正式に決定しました。わたしは、この事を素直に喜び、嬉しく思います。と同時に神様からの新たな使命が与えられ、キリスト者としての責任を覚えさせられます。

まず、わたしは、日本人キリスト者の一人として、彼らの信仰と歴史を良く学び、正しく理解し、先達の信仰と歴史を共有させて頂きたいと思います。ザビエル来日(1549年)から徳川家康のキリシタン禁制(1613年)に至る戦国時代キリシタンの信仰と歴史、その後1865年の大浦天主堂竣工と信徒発見に至るまでの252年にわたる潜伏キリシタンとしての苦悩と光栄、さらに1873年、禁制高札撤去までの患難と勝利を真摯に学びたいと思います。

次に、この信仰と歴史の遺産を、一教派の占有ではなく、すべてのキリスト者で共有させて頂きたいと思います。神様からの掛け替えのない遺産として、お互いの信仰に生かしたいと願います。

さらに、これは世界遺産であることを心に留めるとき、当然全日本国民の遺産であることに気付かされます。言い換えれば、この信仰と歴史の遺産をキリスト者以外の人々とも共有させて頂くと言うことであり、それはとりもなおさず、日本における第三次福音宣教の幕開けと言えるのではないでしょうか。※第一次は1549年、第二次は1873(明6)年。

ここに生きたエキュメニカルの証しがあります。そして、これを機に、さらに一般社団法人クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス(KBH)への理解を深め、協働を活性化させていただき、さらに多くの方々が“KBH友の会”にご参与くださることを切にお願いしてやみません。

クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス 理事・運営委員
鍋島 猛 師  日本イエス・キリスト教団牧師




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