編集後記
編集後記 : No.96 編集後記 遠藤 洋介執事

残暑が続く中、朝・晩の涼しさや紅葉などで少しずつ秋へと変わっていることを感じられます。台風も号数は増えますが夏のそれとは違い、通り過ぎる速度も増しています。
この秋の台風のように、仕事も忙しい時はあっという間に過ぎていき、手すきになると途端に遅く感じます。同じだけの時間を過ごしてもスピードが違うのはなぜなのでしょうか。
最近、ニュースなどで24時間営業のお店の営業時間見直しが話題になっています。
今では当たり前になってしまっている24時間365日のお店ですが、私が子どもの頃は田舎育ちということもあり、ほとんどなかったように思います。ですから年末年始やお盆前には荷物持ちとして母親に連れられ買い物にでかけたことを覚えています。
聖書の創世記、天地創造で神さまはこの世界すべての環境やシステム、命を創造され、七日目を安息日と定め、祝福し聖別されお休みとされました。
これは人間に対してだけ定められたのではなく、この世界のすべてに対してお定めになられたのです。とはいえ、24時間365日が当たり前になってしまった現代のシステムを今さら変えることはできるのでしょうか。
定時で帰れない、休日に出勤する、有休を取れない、この休めない世界で、休むことを推奨する声がこれから広がっていったらと思います。
秋の台風のようにではなく、もっとゆっくりと時間を感じて過ごしていきたいものです。
- No.96 編集後記 遠藤 洋介執事 (2019-10-13 06:00:00)
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