巻頭言
巻頭言 : No.93「祈りの仕方」松浦 信行師
投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2019-04-07 01:52:13 (93 ヒット)
松浦 信行師「祈りの仕方」

1月のキリスト教一致祈祷週間の時、私は東京にいました。出張先の東京カトリック神学院の隣にイエズス会の修道院で一致祈祷の集会があり、そこで大和市から長老派の牧師さんが奨励をしてくださいました。牧師さんは聖書の知的理解や活動だけでなく、黙想や沈黙などの祈りや霊性を深める時をイエズス会の神父と持っているそうで、そうすると疲れた気持ちから心の中に力が湧き出てくるという話をしてくださいました。

後日、同じイエズス会の霊性センターの所長さんと話す機会がありました。ヨガなどをされていて、熱心に体を使った祈りを勧められるのです。私も、昔修道会に入る準備の修練という期間に、いろいろな祈りの仕方について試したことがあります。スルピスの方法、カルメルの方法、イグナチオの方法など西洋の祈りの仕方は、頭を使った知的作業が多いのです。私も初めはそれを試していたのですが、主と共にいる祈りが逆に疲れてしまうのです。それで結局、聖堂に入り頭を空っぽにしてそこにたたずむという祈りへと移っていきました。それで、所長さんと意気投合して会話に花が咲きました。

巡礼の持っている旅そのものが祈りであること、禅の世界で生活そのものが禅であること、私が今いる四国のお遍路やおもてなしの文化、インドネシアに行った夫婦から教えられた体を使った祈り、短いことばを呼吸を通して唱えるイエスの祈り、インドのヨガ的祈りなど、どうも今までの知的な祈りではなく体を意識した祈りの持っている豊かさを語り合ったのです。今、NHKなどでも良く取り上げられているマインドフルネスもこの流れの中にあるようです。イグナチオの霊操を大切にするイエズス会ですが、「私と副所長が何か変わったことをしているとイエズス会の中で噂が立ってますよ」とその所長さんは笑いながら話を終えました。

神戸のバイブルハウスのことをこの流れの中で考えました。友の会の巡礼旅行、クリスマスランチョン、写経聖書、リレー朗読会、テレマンコンサート、バザー、エキュメニカルな出会いなどなど、神戸のバイブルハウスは聖書を中心にセミナーや勉強会をするだけでなく体を使って聖書や神に出会っている感じがします。それこそ結構時代の先端をいっている活動なのかもしれない、そう思うこの頃です。


クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス副理事長
松浦 信行師

印刷用ページ このニュースを友達に送る

投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
ミニカレンダー
前月2019年 6月翌月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
<今日>
神戸バイブルハウスの地図
神戸バイブルハウスのエントランス写真
クリスチャンセンター
神戸バイブル・ハウス
■住所:〒651-0086
神戸市中央区磯上通4-1-12
■TEL&FAX:(078)252-1966

■KBHの場所は、下のリンクをクリックしてください。別ウインドウでグーグルマップを表示します。
https://goo.gl/maps/Br3r6