巻頭言
巻頭言 : No.92「聖書協会共同訳」完成:中村 豊 師
投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2019-02-20 23:46:30 (81 ヒット)
中村 豊 理事長キリスト教の17教団・1団体の協力により、約7年の編集作業を経て昨年11月、「聖書協会共同訳」が完成しました。この聖書は、原典に忠実な翻訳であり、日本の教会の標準となり、礼拝で用いられ、日本語、日本文化の形成に貢献できることなどを目指しました。また、本文のほかに引照と注を付したことが大きな特徴です。

神戸バイブル・ハウスを支える人たちが属する教団・教会全てが、この聖書を礼拝や聖書研究に用いるとはいえませんが、翻訳の比較は私たちに多くの学びを提供してくれます。例えば、ルカ福音書17章12節で、ギリシャ語の「レプロス」すなわち「レプラを患っている」は、聖書協会共同訳では「規定の病を患っている」ですが、新改訳聖書では「ツァラアトに冒された」と訳しております。ここで、聖書協会共同訳の「用語解説」や新改訳聖書第三版の「あとがき」などを参考することによって、翻訳の意図やねらいがより明確になります。

現在、高齢化の波が怒濤のごとく教会に押し寄せ、礼拝出席や教会財政に大きな打撃を与え続け、教会という舟の航行が次第に困難となっております。舟に乗ってゲザラ人の地方に行く途中、激しい突風のために波をかぶり、舟が沈みそうになったとき、「私たちが溺れ死んでもかまわないのですか(マルコ4:35以下)」と弟子たちはイエスに泣きつきました。私たちも、「教会や信徒をどうしてくれるのですか」と、神に訴えたい気持ちを抑えることができるでしょうか。すべてが順調なときは神が登場する機会はまれなのですが、困った時にだけ真剣になって神に頼ろうとする人間の姿勢を神は問題視します。

「わたしたち信じる者に力強く働く神の力が、どれほど大きなものであるかを悟ることができ(エフェソ1:19)」るように、私たちは、聖書のみ言葉に耳を傾け、神の恵みが豊に与えられていることを感謝する日々を送りたいものです。
聖書協会共同訳聖書完成をお祝いするとともに、キリスト者だけではなく、一般の人たちにも聖書が読まれ、神の存在を知るよい機会となることが期待されます。

クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス
理事長 中村  豊

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