特別寄稿
特別寄稿 : No.79【特別寄稿】「平戸・生月・黒島巡礼の旅」堀江 節子
●〔 KBH友の会企画巡礼旅行 〕特別寄稿
平戸・生月・黒島巡礼の旅
堀江 節子さん (日本基督教団芦屋浜教会)
昨年の五島列島巡礼の旅に引き続き、今年は10月18日から20日まで平戸・生月・黒島の教会群を巡礼いたしました。
訪問したのは田平教会、平戸ザビエル記念教会、上神崎教会、山田教会、紐差教会、宝亀教会、俵町教会、黒島教会と関連施設でした。
総勢36名は博多から二台のバスに分乗し、最初に訪れたのは古い煉瓦造りの天主堂にマッチしたイタリー製とドイツ製のステンドグラスが美しい田平教会でした。そこで第1日目の御ミサが持たれました。
出身地の五島列島のみならず、平戸・生島・佐世保地域でも司祭として奉職された前田大司教様を慕う信徒の方々が各地で待っていてくださって、心のこもったおもてなしを頂き、共に御ミサに与ることが出来たことは感謝でした。
今回は日本基督教団の教会のメンバー5名と、この巡礼の旅に参加させていただきました。
殆どの参加者がカトリック信者の中にあって、プロテスタントの私達はカトリックの御ミサの手順がわからず、少々戸惑いましたが、礼拝堂では長い殉教の後に明治に入ってこれらの教会建設に携わった長崎の教会の信徒たちと、十字架上のイエス様のご受難に思いを馳せ、心静かに祈りを捧げました。
最後の一日は早朝、弓張岳展望台から九十九島を展望した後、佐世保の相浦港からフェリーで対岸の黒島に渡り、重要文化財に指定されている黒島天主堂で最後の御ミサに与りました。
黒島天主堂はフランス人のマルマン神父の設計、指導により、信徒の献金と労働奉仕で明治35年
に完成した煉瓦造りでロマネスク様式の立派な天主堂です。
黒島には江戸時代に長崎外海地方から移住したキリシタン達が住みつき、現在も島民の8割がカトリック信徒という島で、今もカトリックの信仰が生活の中心となっています。
改めて、日ごろの生ぬるい信仰生活を省みて、思いを新たにいたしました。
お天気にも恵まれ、KBHのスタッフの皆様のお世話と旅行社の谷口さんの素晴らしい手配で三日間、地元の新鮮な食材を使ったおいしい食事も頂き、楽しく気持ちのよい巡礼の旅を終えることができて、心より感謝申し上げます。
平戸・生月・黒島巡礼の旅
堀江 節子さん (日本基督教団芦屋浜教会)

訪問したのは田平教会、平戸ザビエル記念教会、上神崎教会、山田教会、紐差教会、宝亀教会、俵町教会、黒島教会と関連施設でした。
総勢36名は博多から二台のバスに分乗し、最初に訪れたのは古い煉瓦造りの天主堂にマッチしたイタリー製とドイツ製のステンドグラスが美しい田平教会でした。そこで第1日目の御ミサが持たれました。
出身地の五島列島のみならず、平戸・生島・佐世保地域でも司祭として奉職された前田大司教様を慕う信徒の方々が各地で待っていてくださって、心のこもったおもてなしを頂き、共に御ミサに与ることが出来たことは感謝でした。
今回は日本基督教団の教会のメンバー5名と、この巡礼の旅に参加させていただきました。
殆どの参加者がカトリック信者の中にあって、プロテスタントの私達はカトリックの御ミサの手順がわからず、少々戸惑いましたが、礼拝堂では長い殉教の後に明治に入ってこれらの教会建設に携わった長崎の教会の信徒たちと、十字架上のイエス様のご受難に思いを馳せ、心静かに祈りを捧げました。
最後の一日は早朝、弓張岳展望台から九十九島を展望した後、佐世保の相浦港からフェリーで対岸の黒島に渡り、重要文化財に指定されている黒島天主堂で最後の御ミサに与りました。
黒島天主堂はフランス人のマルマン神父の設計、指導により、信徒の献金と労働奉仕で明治35年

黒島には江戸時代に長崎外海地方から移住したキリシタン達が住みつき、現在も島民の8割がカトリック信徒という島で、今もカトリックの信仰が生活の中心となっています。
改めて、日ごろの生ぬるい信仰生活を省みて、思いを新たにいたしました。
お天気にも恵まれ、KBHのスタッフの皆様のお世話と旅行社の谷口さんの素晴らしい手配で三日間、地元の新鮮な食材を使ったおいしい食事も頂き、楽しく気持ちのよい巡礼の旅を終えることができて、心より感謝申し上げます。
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