投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2019-02-20 23:46:30 (45 ヒット)
中村 豊 理事長キリスト教の17教団・1団体の協力により、約7年の編集作業を経て昨年11月、「聖書協会共同訳」が完成しました。この聖書は、原典に忠実な翻訳であり、日本の教会の標準となり、礼拝で用いられ、日本語、日本文化の形成に貢献できることなどを目指しました。また、本文のほかに引照と注を付したことが大きな特徴です。

神戸バイブル・ハウスを支える人たちが属する教団・教会全てが、この聖書を礼拝や聖書研究に用いるとはいえませんが、翻訳の比較は私たちに多くの学びを提供してくれます。例えば、ルカ福音書17章12節で、ギリシャ語の「レプロス」すなわち「レプラを患っている」は、聖書協会共同訳では「規定の病を患っている」ですが、新改訳聖書では「ツァラアトに冒された」と訳しております。ここで、聖書協会共同訳の「用語解説」や新改訳聖書第三版の「あとがき」などを参考することによって、翻訳の意図やねらいがより明確になります。

現在、高齢化の波が怒濤のごとく教会に押し寄せ、礼拝出席や教会財政に大きな打撃を与え続け、教会という舟の航行が次第に困難となっております。舟に乗ってゲザラ人の地方に行く途中、激しい突風のために波をかぶり、舟が沈みそうになったとき、「私たちが溺れ死んでもかまわないのですか(マルコ4:35以下)」と弟子たちはイエスに泣きつきました。私たちも、「教会や信徒をどうしてくれるのですか」と、神に訴えたい気持ちを抑えることができるでしょうか。すべてが順調なときは神が登場する機会はまれなのですが、困った時にだけ真剣になって神に頼ろうとする人間の姿勢を神は問題視します。

「わたしたち信じる者に力強く働く神の力が、どれほど大きなものであるかを悟ることができ(エフェソ1:19)」るように、私たちは、聖書のみ言葉に耳を傾け、神の恵みが豊に与えられていることを感謝する日々を送りたいものです。
聖書協会共同訳聖書完成をお祝いするとともに、キリスト者だけではなく、一般の人たちにも聖書が読まれ、神の存在を知るよい機会となることが期待されます。

クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス
理事長 中村  豊

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2018-12-15 02:52:04 (80 ヒット)
吉 田   隆  師 毎年4回ほど開催しています「聖書セミナー」は、このバイブル・ハウスの屋台骨のような働きです。その名前のとおり、この場所が真に“聖書の家”となるために、単に展示用聖書を収集するだけでなく、何より「聖書」そのものを深く・豊かに・楽しく学ぶためのセミナーだからです。

カトリック・聖公会・プロテスタント諸教会(NCC系から福音派に至るまで)を包含する超教派の営みであることを念頭において、講師やテーマの選定には、毎年苦労します。

しかしまた同時に、これが主催者の醍醐味でもあります。実際上の問題でなかなか遠方からお招きすることはできないのですが、関西圏にこんなにも聖書の専門家がおられるのだということに驚き、初めてお会いする先生方から多彩な聖書のお話を伺うことは実に大きな喜びです。

この秋に行われた聖書セミナー「日本語聖書読み比べ」(水野隆一先生)は、実にユニークかつ有益な取り組みでした。先生が御自分で作成された“六欄聖書”によって、五書・詩編・預言書のいくつかのテキストを新共同訳・口語訳・新改訳・新改訳2017・フランシスコ会訳・岩波訳で読み比べるという作業を、参加者の方々と共にしたのです(これに12月発売の『聖書協会共同訳』を加えられなかったのが真に残念でした)。原語が持つニュアンスや意味の広がりの実に豊かなこと!

聖書が原語にとどまっていたら、私たちの多くは依然として主イエスを知らないままでした。翻訳が生み出す多彩な言葉をとおして、肉となられた唯一の「ことば」が私たちにもたらされたことの不思議と恵みを、この季節に深く味わいたいと思います。

クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス理事
日本キリスト改革派甲子園教会牧師
神戸改革派神学校校長
吉 田   隆 師

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2018-12-15 02:44:59 (61 ヒット)
広報委員長 赤川祥夫氏筆者が山陰地方に遣わされて初めての冬を迎えます。地元の方が仰るには「豪雪地帯」で湿った重い雪なのだそうです。けれども、どこでどんな季候であっても、主のご降誕は感謝に違いありません。一人でも多くの方々とクリスマスの歓びを分かち合いたいと願っています。
ところで、クリスマスから正月をはさんで春まで世間の話題を占領しそうなのが「御皇室」です。天皇家の個々人に好き嫌いはありませんが、天皇制は廃止すべきだと筆者は考えています。それは、明治以来の資本制社会末期の歪んだ姿そのものだからです。
「LGBTは子どもを作らない。生産性がない。」と書いて炎上した政治家や、「重度・重複障害者を育てることが、莫大なお金と時間を失うことにつながります。」と語った津久井やまゆり園事件の犯人は、決して「非常識な人、極悪非道な人」ではなく、私たちの中にひそむ価値観や人間観を直接的に表現したに過ぎません。
人間の価値を労働力や生産性や「生かす費用」などに換算してしまうことは、私たちの主イエス・キリストが最も嫌って闘われた価値観でした。現代日本ではそういう価値観の根底に、明治期に創作され侵略戦争とその敗戦を経て今も続く天皇制があります。「生前退位」とか「男子後継」だとか本当に歪んだ制度で、神さまが求めておられる自由で正直な人間の生き方を崩壊させてしまう社会のあり方です。2月11日には、私たちが信教の自由を生きるとはどういうことか、真剣に考えたいものです。(以下、次号に続きます。)

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2018-10-14 06:30:00 (141 ヒット)
前田  万葉 師カトリックの幼児洗礼を受けた私にとって、馬小屋は最初の宗教教育の題材であり、信仰的原風景です。実は、その原風景を確認するために43年前に初めて聖地ベツレヘムを訪ねました。そして今年8月21日から31日までなんと43年ぶりに2回目の訪問をいたしました。

初めての訪問の時は、時間と自分の意識の不足や、十分な状況判断や学習がなかったからなのでしょう、あまりにもその風景は私の信仰的原風景とかけ離れていました。ただご誕生の教会堂があり、その一角に生誕場所としてのしるしがあるという、それだけの印象でした。

もちろん、そこには飼い葉桶も、幼子も、マリアも、ヨゼフも、羊飼いたちも、3人の博士たちもいなかったとの印象でした。星のしるしがあるだけですと言っても過言ではありませんでした。私の信仰的原風景は、聖書のルカ福音書2章の1節から20節までと、マタイ福音書2章1節から12節までの、福音が描写された風景だからです。

ところが、43年ぶりに行った今回は、まず、「羊飼いたちの野」の場所を訪問し、ここに、私の信仰の原風景が、教会の中にも外の洞穴の中にも、絵となり模型となり再現されていました。父が故郷の仲知教会で心身込めて作り上げていた馬小屋風景と同じで、まさに父は聖地に行って観て来たのかなと思うぐらいでした。そのあと生誕教会に行き、どのようにこの風景と生誕場所がつながるのかを確かめてみました。

今回は、生誕教会自体の荘厳な状況よりも、誕生場所そのものに洞窟を感じ、その斜め右下に飼い葉桶の場所を確認することができました(飼い葉桶 餌と生りしか 神の御子)。そして、この洞窟を中心にして、動物たちの様子、天使たちのお告げを受けて拝みに来た羊飼いたち、東方から星に導かれて拝みに来た占星術の学者たちという、原風景を感じ取ることができました。聖地巡礼は、1度より2度、2度より3度、4度でもとお薦めいたします。

最後にクリスマス句を数句…
「クリスマス 天に栄光 地に平和」
「馬小屋に 白黒黄の 博士おり」
「馬小屋を 拝みし母子 父もいて」
「喜びの インマヌエルや クリスマス」
「いつくしみの 座に着くみ子や クリスマス」
「祭壇が 飼い葉桶なり クリスマス」
「毎日が サンタクロース クリスマス」。


クリスチャンセンター
神戸バイブル・ハウス理事

前田  万葉 師
【カトリック枢機卿 大阪大司教区大司教】

投稿者 : kbhadm01 投稿日時: 2018-10-14 06:00:00 (174 ヒット)
広報委員長 赤川祥夫氏映画「チャップリンの独裁者」(1940年)より「床屋のシュルツの演説」の一部〈I'm sorry but I don't want to be an Emperor ─ that's not my business ─ I don't want to rule or conquer anyone. I should like to help everyone if possible, Jew, gentile, black man, white. We all want to help one another, human beings are like that. We all want to live by each other's happiness, not by each other's misery. We don't want to hate and despise one another. In this world there is room for everyone and the earth is rich and can provide for everyone. The way of life can be free and beautiful. But we have lost the way. Greed has poisoned men's souls ─ has barricaded the world with hate; has goose-stepped us into misery and bloodshed. ・・・・ To those who can hear me I say“Do not despair”. The misery that is now upon us is but the passing of greed, the bitterness of men who fear the way of human progress: the hate of men will pass and dictators die and the power they took from the people, will return to the people and so long as men die [now] liberty will never perish…,・・・ Let us fight for a world of reason, a world where science and progress will lead to all men's happiness.Soldiers ─ in the name of democracy, let us all unite! 〉 独裁者の顔は似てくるもののようです。

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